
2004 |
1980年 横浜生まれ
1999年 愛知県立旭丘高等学校美術科卒業
2003年 金沢美術工芸大学日本画専攻卒業
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個展
2007年
インフォーム・ギャラリー <金沢>
2006年
WALL <東京>
YEBISU ART LABO <名古屋>
インフォーム・ギャラリー <金沢>
2005年
SQUAT <東京>
WALL <東京>
インフォーム・ギャラリー <金沢>
Gallery unseal
<東京>
YEBISU ART LABO <名古屋>
2004年
ARTBOOK Arteria <東京>
HB GALLERY <東京>
インフォーム・ギャラリー <金沢>
2003年
インフォーム・ギャラリー <金沢>
金沢市民芸術村 <金沢>
2002年
さばえ現代美術センター <鯖江>
GALLERY G2 <福井>
インフォーム・ギャラリー <金沢>
2001年
deux egg gallery <金沢>
2000年
ギャラリーkazu21 <金沢>
ギャラリー菊乃や <金沢>
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主なグループ展
2008年
シェル美術賞展2007 京都市美術館別館 <京都>
2007年
シェル美術賞展2007 代官山ヒルサイドフォーラム <東京>
2003年
第21回一坪展 ガーディアン・ガーデン <東京>
群馬青年ビエンナーレ'03 群馬県立近代美術館 <群馬>
2002年
ホコリ アートドラッグセンター <犬山>
微のあいだ インフォーム・ギャラリー <金沢>
2000年
豪華粗品 金沢市民芸術村 <金沢>
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受賞
2007年
シェル美術賞 2007(審査員奨励賞)
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主な装画
永遠とか純愛とか絶対とか 岩井志麻子 光文社刊 隣之怪 木守り 木原浩勝 メディアファクトリー
刊 ヒトと人のあいだ 野家啓一 岩波書店刊 ひとを愛することができない―マイナスのナルシスの告白 中島義道 角川書店刊 雇用破壊 非正社員という生き方 鹿嶋敬 岩波書店刊 沼地のある森を抜けて 梨木香歩 新潮社刊
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文献
リア no.15 展評
□牛島孝の絵画は,ひとつの画面にひとつのモチーフを配している。描かれたモノは人,家,花,草木,動物とさまざまではあるが,共通するのはモノ以外の部分,「余白」である。その白さと明るさと無音さを纏う空間の不思議な静けさと佇まいを美しいと思った。
□「余白」とは,日常において何も特別な存在ではなく自然に在るものである。言わば偶然がもたらした隙間ともいえる。だが彼の絵画における余りの部分は,場にふさわしい存在として,それでいてさりげなく存在する。個々のモチーフはその白と共に香り立ち,あるいは白と共に共鳴するものとなって外側の空気のリズムでできている。削ぎ落とされた色と線は,奥に入り込む感覚と共に周囲の風景までも見せる意思的な空白の為だと気づいた。
□箱庭のような風景のあり方を模索している,と牛島は話す。確かにまるでコラー
ジュやオブジェを配したような詩的な場が感じられる。それらはエンドレスなプレイヤーピアノやオルゴールの響きのように奏でられ,記憶が紙の上に広がり静かに呼吸しているような光景だった。自己の内面を掘り下げ,深く見つめていくことを自身の絵を描く糧とし,そこにはモノの存在感と空虚な内側が対になって表れている。
□今回の個展タイトル“むくりこくり”とは,“蒙古高句麗”と書き,元寇の時,蒙古高句麗軍が日本を襲ったことから転じて,何かおそろしいもののたとえとされる意味を持つ。曖昧・不安定なものはただ漠然とした不安というだけではなく,恐怖へも変わりうるものであるように感じこの言葉を選んだと言う。この恐怖とは,それを抱える空(くう)とは何だろう。全て忘れることか,全て消されたことか。静寂と混沌が複雑に豊かに絡まり膨らんでいるのにかかわらず,画面はただひたすら澄みきった空気が存在する。牛島の仕事はこの日常の底から始まっている。未来も過去とともに,この現在に含まれているというようなことを考えさせられた。
(一宮市三岸節子記念美術館学芸員 安田恵美 2006年)
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